2009年10月13日

なんでも寒天で固める国、秋田

なんでも寒天で固める国、秋田
2009年10月12日(月)11時0分配信 デイリーポータルZ
里帰り先で入ったスーパーの惣菜コーナーは、寒天で固めつくされていました。 [ 拡大 ]
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今回は、先日秋田へ里帰りした際に地元のスーパーで見つけた珍しい食べ物をご紹介、という内容なのだが、特に、寒天と秋田との蜜月ぶりといったらアナタ、いやぁ、ちょっとしたカルチャーショックであった。
その固めっぷりは想像を遙かに超えており、秋田で生まれ育ったというのに、この県について私は一体なにを知っているのだろう…と不安になるほど、いろんな物が固まりまくっていた。それはもうプリップリに。

そもそも秋田には18歳までしかいなかった(東京での生活の方が長い計算になる)ので知らないことがあっても仕方がないとは思うのだが、それを差し引いても「なんだこれは!」と驚くことが多かった。
その様子を、とくとご覧いただこうと思う。

いきなり知らない食べ物が

最初にやってきたのは、近所のスーパー「ナイス」である。記事に出来るような珍しい食べ物は置いてないか?と思い、やってきたのだが…。
「えご」と「袋とうふ」だけでは弱い。これではコネタの域を出ない。…と、ぶらぶらお総菜コーナーを歩いていると、それはいきなり目に飛び込んできた。

ヨーグルトのような物の上に、キュウリの輪切りと、缶詰のミカンという不思議な組み合わせ。これは一体…?
商品名には「あさづけ」とあるが、表記の間違いじゃないだろうか。

実家にいる限り、母が張り切ってごはんを作ってくれるのでお総菜コーナーはスルーせざるを得なかったのだが、今回わざわざこうして歩いてみて良かった。
とりあえず「得体の知れない物が見つかった!」という満足感と共にこれを購入、店の一画にある飲食スペースでさっそく試食することにした。

まさに「なんだこりゃ」としか言いようのない味であった。酸っぱいのだが、これは明らかにヨーグルトの酸っぱさではない。無理に説明しようとすれば「醤油を入れずに甘めに作った酢の物」が一番近いような気がする。

原材料の欄を見ると「うるち米粉、砂糖、醸造酢、きゅうり、みかん」とあった。うん、これは酢の物に米の粉でとろみを付けた物だ。合ってた。

あまりに分からないことだらけだったので、その場で携帯電話の検索機能を駆使し「秋田 あさづけ」で調べてみたところ、謎はあっけなく解けた。

これは「お米のデザート」と呼ばれる立派な郷土料理らしい。主に県南で多く食べられているそうで、なるほど両親共に県北出身の私には縁のない食べ物であった。

あさづけの衝撃を引きずったままではあるが、さらなる未知の食べ物と遭遇すべく、次なるスーパーへと向かった。

次に辿り着いたのは「マルダイ」という、これも地元系のスーパー

しかし、残念ながらここでは「おっ!」と思えるような物が見つからなかったため、次の店へと向かった

これを寒天で固めるか

この日は日曜で、秋田市民の台所と呼ばれている秋田市民市場が休みであったため、代わりに「秋田まるごと市場」なる施設へとやってきた。ここならば、一風変わったお総菜もあることだろう

と、ここでドーンとありました。私でも知ってる物で、だけど全国的にはさほど知られてないであろう、うってつけの変わった食べ物が。

せっかくなので「サラダ寒天って秋田にしかないんですよねぇ」と聞いてみると「ああ、なんか全国放送のテレビで紹介されたらしいねー」とのこと。

あ、これテレビで紹介されちゃってたか。まぁいい。

これは県内でもメジャーな寒天料理として知られているので、私でも存在自体は知っていた。しかし実際に食べたことがあるかというと、いまいち記憶が定かでない

食べてみて記憶が甦った。どこで食べたのかはハッキリしないが、この味は舌が覚えている。マヨネーズがベースになった野菜サラダに砂糖が大量に入った独特の甘さ。そしてそれらを一つにまとめるブリブリに固い寒天。

ああそうだ、思い出した。告白しよう。私は子どもの頃、寒天で固めた物が全般的に苦手だったんだ。

たまに母が「牛乳と卵と苺の寒天」を作ってくれたのだが、あれもどうにも好きになれなかった

もちろん大人になった今では笑って食べられるが、当時は子ども心に「寒天よりゼリーとかババロアとかの方がいいなー」と罰当たりなことを考えていたものだ。

なんでも寒天化

続いて、秋田駅前のイトーヨーカドーまでやってきた。こういう全国展開している店の食品売り場には、地元の変わった食べ物なんか置いてないんじゃないかと思うが、さてどうだろうか。

やはりお総菜コーナーには、わざわざ記事にしたくなるほどまでに変わった物は売っていなかった。

と、あきらめかけて外に出ようとしたその時。

「秋田はなんでも寒天で固めがちな所だ」と思ってはいたが、まさかここまでとは…と感心させられる品揃えではないか。どれもこれも、初めて見る物ばかりだ

いやもう、スゴイとしか言いようがない。

どれも味を見てみたいが、そんなには食べられるはずもなく、2種類だけをセレクトしてイートインコーナーで食べてみることにした。

@nifty:デイリーポータルZ:なんでも寒天で固める国、秋田

B級グルメNO.1は「横手やきそば」


posted by むっく at 16:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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