2008年06月13日

“しょうゆスイーツ”続々登場 意外な取り合わせが人気

“しょうゆスイーツ”続々登場 意外な取り合わせが人気6月12日10時22分配信 産経新聞

生地とカスタードクリームにしょうゆを入れた「七尾鳥居醤油ロール」=和楽紅屋大丸東京店

 ■若者ターゲット 消費低迷吹き飛ばせ!!

 しょうゆを使ったスイーツが続々登場している。有名パティシエのロールケーキが人気を集め、国内の消費低迷に頭を痛める地方の醸造元も、若年層をターゲットにチョコレートやアイスクリームを売り込む。一大ブームを巻き起こした塩スイーツ同様、意表を突いた取り合わせが消費者の心をとらえつつある。(海老沢類)

しょうゆスイーツ、まだまだあるゾ 「アイスクリームにかけるしょうゆ」

 ≪チョコレート≫

 創業250年を超える老舗醸造元「かめびし」(香川県東かがわ市)は昨年12月、しょうゆ味のチョコレート「ソイショコラ」を発売した。フリーズドライ加工した3年醸造の薄口しょうゆと、ベルギー産チョコレートを組み合わせた異色の一品だ。

 「『甘さ控えめでお酒にもよく合う』と男性にも好評」(同社)で、箱詰めの初回生産分3000個は完売。「バレンタイン期間限定」の予定だったが、新たに缶入りタイプも投入し、ネットなどで販売を続けている。

 かめびしは、機械に頼らず自然素材のむしろの上で麹を育てる昔ながらの製法を守り続ける一方で、ジェラートやフリーズドライ加工した調味料など、最近は新感覚の商品作りにも力を入れている。

 背景には国内消費の低迷がある。近年の日本食ブームを受けて海外生産が拡大する一方、平成18年の国内の一世帯あたり年間支出額は2233円(総務省の家計調査)と、ピーク時のほぼ半分にまで減った。少子化や食の欧米化に加え、「めんつゆやたれなど、出来合いの調味料が普及し、家庭でしょうゆを使って自ら調合する人が少なくなった」(日本醤油協会)ことが主な要因だ。

 かめびし17代目の岡田佳苗常務は「和菓子ではあんこに塩を入れて甘みを引き立たせるのが一般的で、しょうゆもデザートとの相性はいい。形を変えて売り出すことで、しょうゆ好きの裾野を広げたい」と話す。

 ネスレ日本(神戸市)も3月、期間限定の東京みやげとして、キットカットのしょうゆ風味を発売。発売前からネットで話題を呼び、予定より早く5月の大型連休前に売り切れた。「甘いものとの好相性と意外性を考えて企画した商品だが、反響は想像以上。今年秋に東京限定みやげとして再度販売する計画」(広報室)という。

 ≪ケーキにアイスも≫

 有名パティシエの辻口博啓氏が手がける和スイーツ専門店、和楽紅屋では「七尾鳥居醤油ロール」が売れ筋だ。辻口氏の故郷・石川県七尾市の2年熟成濃い口しょうゆを、生地とカスタードクリームに使ったロールケーキで、大丸東京店では100本近く売れる日も。「キャラメルを煮詰めたようなしょうゆの甘みが魅力。年齢を問わずリピーターが多い」と佐藤麻衣子店長は話す。

 暑さが厳しいこれからの季節に欲しくなるアイスクリーム。10年以上前からしょうゆ味のソフトクリームを販売しているヤマト醤油味噌(金沢市)は4月から新商品「アイスにかけるしょうゆ」の販売を始めた。自家製の丸大豆しょうゆに砂糖と水あめを加えてとろみを付けていて、アイスクリームにかけるとみたらし団子のような味になるという。

 山本晴一社長は「シュークリームや焼いたおもちにもよく合い、若い女性を中心に反応は上々。よりおいしくて食べやすい形を今後も提案し続けたい」と話している。

和風しょうゆ味の「みたらしプリン」−秋田の県内産素材で商品開発


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posted by むっく at 02:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | しょうゆスィーツ
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